昨年ころ、AIによるディープラーニングで仕事をロボットに取られる職業というニュースが話題になりました。単純作業が費用対効果でロボットに置き換わることは想像がつきますが、実際のところ、AIのディープラーニングとは何なのか、簡単にまとめた記事があったのでご紹介します。
https://www.sciencedaily.com/releases/2020/11/201113154627.htm
「MCUNetがディープラーニングをIoTデバイスにもたらす」と題された記事です。
いまやディープラーニングはどこにでも仕込まれている。AIはあなたのSNSの投稿記事を収集し、Googleの検索結果をのぞいている。腕時計からはあなたの脈拍を感知し、ジョギングの休憩時間をセットする。
ディープラーニングのネットワークはウェアラブルデバイスからIoT家電まで
、いまや2500億個のコンピューターチップが世界中に神経網のように張り巡らされている。
MITのリサーチャーによって作られた「MCUNet」というシステムは、省電力、省メモリで稼働し、過去にない規模でIoTの世界を急速に拡大させている。
アメリカの最新家電には下の画像のようにAIを組み込んだIoT家電が普及しはじめ、例えば冷蔵庫ならドアの開け閉めや製氷機の使用状況をモニタし、家庭ごとの環境にあった電力消費を管理したり、自動車には事故に相当する衝撃を感知すると通報するシステムが搭載されるなど、AIの恩恵を受けられる機能の搭載が進んでいます。