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社会で役立つプログラム

コーネル大学の社会実験が素晴らしい成果を上げているそうです。

プログラムが社会に優しさを届ける、よいニュースでしたのでご紹介します。

https://www.sciencedaily.com/releases/2020/09/200917122827.htm

コーネル大学のシステムエンジニアたちは社会実験として、フードバンク(廃棄食料品を低所得者へ配給するサービス)のより効果的な集配と必要地域の特定、割り当てをアルゴリズム解析し、運用に役立てました。

数千もの飢えた人々にフードバンクが賞味期限切れの食料を効率的に提供できるよう、我々のアルゴリズムが役立ったのです!とコーネル大リードリサーチャーのファイサル氏は語ります。

ニューヨーク北部の6つのカウンティを受け持つNY南フードバンクでは、2019年は毎週およそ1,100万食を21,700人に届けました。これはアルゴリズム導入前の2018年に比べ7.73%効率化され、さらに提供業者の増加、改善により、フルーツなど配給内容を向上させることにも成功しました。

プログラムというとAIなど派手な分野に目が向きがちですが、解析、改善によって社会福祉の向上が果たされることは大変すばらしいですね。